フランスワイン事典
Rhone ローヌ
NorthernRhone 北部ローヌ SouthenRhone 南部ローヌ 品種 歴史
ローヌ地図

Côtes de Rhône

 (コート・ド・ローヌ)
<コート・デュ・ローヌ>の指定地区であれば、何処でもこのAOCワインを出せるが(北部でもそれぞれの村名AOCの規定に達しないものはこのAOCで出荷されている)、 市場に出るこのAOCワインは、殆どがこの南部のもので、80%を占める。最大生産量は、1ha当たり50hl。
<赤>は、全般的に、早飲みタイプで、果実香があり、まろやかで口当たりかいい。
<白>は、爽やかでしっかりしている。
<ロゼ>は、フルーティでボリューム感がある。

Côtes de Rhône Villages

コート・ド・ローヌ・ヴィラージュ
このACは、<Villages>の付かないものより格上で上質。現在、ローヌ南部の17ヵ村が指定されている。 アルコール度も12.5度。品種も下記のものに指定されている。最大生産量は1ha当たり35hl。最高のヴィラージュワインは殆どが赤だが、10年程度まで熟成させられるものもある。 主に共同組合による生産。
使用主品種は、グルナッシュ(65%まで)、シラー、ムールヴェードル、サンソー種(各5%まで)に限定。その他のマイナー種は10%以上使用できない。

栽培地
45,000ha (ヴィラージュ:5,000ha)
主品種
<赤・ロゼ>14種
Key Vintages
 2003,2001,2000,

 

Châteaunuef-du-Pape

シャトーヌフ・デュ・パープ
シャトーヌフ・デュ・パープ
「教皇の新邸」と言う意味のこのAOCは、ローマ法王の「アヴィニョンの幽囚」と言う歴史が有名にしてきた。畑の起源はこの歴史の上にあるが、ここを有名にしたのは実は20世紀始め。 南仏を代表する優れたワインの1つ。
メイン品種はグルナッシュ。この混合比率が生産者によって違うので一様ではない。
又栽培面積も広く、メーカーも80軒もあるので、品質のバラつきが大きい。
自家ブドウ園ワインを選ぶ事が一つの方法で、瓶の首に、浮彫りのカトリック教会の紋章が付いているから見分けが付く。

<赤>は、各品種が色、こし、芳香、と言ったそれぞれの特徴をワインにもたらし、力強く、長寿のものもあるが、最近は5~6年で飲めるものに傾斜している。
<白>は、生産量は極く少ない。力強いが、やや気品に欠けると言われている。若飲みタイプ。

栽培地
3,200ha
主品種
<赤・ロゼ>グルナッシュ、シラー、サンソー、ムールヴェードル
<白>
Key Vintages
 2003,2001,2000,1998,1995,1994,1990,1989.

 

Lirac 

リラック
タヴェルの北側に接するこのAOCは、昔は司教の葡萄畑で16~18世紀大いに栄えた。1863年フィロキセラが最初に発見された場所。 その後、ここも荒廃していた。1960年代に入ってからの再建の地である。
ワインは赤も白も多くは<シャトーヌフ・デュ・パープ>を軽くソフトにして飲みやすくしたタイプ。
ロゼは<タヴェル>スタイル。

栽培地
420ha
主品種
<赤・ロゼ>グルナッシュ、サンソー、シラー、ムールヴェードル。
<白>クレレット
Key Vintages
 2003,2000,1998,1997.

 

Tavel 

タヴェル
このAOCは、ローヌ河を挟んで <Chateauneuf-du-Pape>の対岸にあり、ここの直ぐ南に有名なローマ時代の水道橋「ポン・デュ・ガール」がある。
フランスでも数少ないロゼだけのAOC。
畑は丸い小石の多い段丘、砂地、石灰質の丘陵に作られている。フランス宮廷の御用達になっていた歴史を誇っていたが、フィロキセラ禍後荒廃した。 第2次大戦後、ロゼ・ブームとアメリカ市場の出現で回復した。
フランスにおけるロゼの横綱。使用品種は、グルナッシュ、サンソー種が基本。それにカリニャン、シラー、ムールヴェードル種、白用のブールブラン、クレレット、ピクプール種を混ぜて造る。
色の濃い、やや橙色の色調で、アルコール度の高いしっかりしたボディーの辛口。
ロワールの<アンジュー>とは対照的である。従って、魚料理だけでなく肉料理にも合う。通常は2~3年が飲み頃。

栽培地
950ha
主品種
<ロゼ>グルナッシュ、サンソー、カリニャン、シラー、ムールヴェードル、ブールブラン、クレレット、ピクプール
Key Vintages
 2004,

 

 

EditRegion4