Côtes-Rôtie
(コート・ローティ)
花崗岩系の土壌とドイツのモーゼルのような厳しい急斜面の地形が特徴で、機械化は出来ない。特に、コート・ブリュヌ(茶色の丘)とコート・ブロンド(金色の丘)は、 歴史的にも有名。
ギガル社の造るコート・ブロンドのLa Moulineとコート・ブリュヌのLa LandonneとLa Turqueは、
ロバート・パーカーが絶賛した事から高値の付く特醸物である。
仕込みも伝統的で、除便はしないで、果皮侵漬も2~3週間かけ、1~数年間樽で寝かせている。ワインは深い色調の赤色で、強烈な香りが特徴。
アルコール、酸、タンニンのバランス良く、南生まれには少ない優雅さもあり、高品質を誇っている。
- 栽培地
- 200ha
- 主品種
- <赤>シラー、ヴィオニェ(10~15%混ぜる事も認められている)
- Key Vintages
- 2003,2000,1999,1998,1997,1996,1995,1994,
1991,1990,1989,1988,
Chateau-Grillet
(シャトー・グリエ)
3haの極小の地区。(20年ほど前までは、仏で最小のAOCだった。現在の最小AOCは、ヴォーヌ・ロマネ村のラ・ロマネ=0.8ha)
名声はルイ13世の時代に博し、英国やロシアの宮廷で珍重されたと言う歴史を持ち、1820年から今日まで、Neyret-Gachet家が単独で所有。 顕著な果実香を持ち、繊細で傑出したワイン。長寿。
- 栽培地
- 3.5ha (12,000本)
- 主品種
- <白>ヴィオニェ種
- Key Vintages
- 2003,2001,1999,1997,1996,1995,1994,
Condrieu
(コンドリウ)
ここもフィロキセラ禍以降衰退し、1980年代に入って活性化した。ヴィオニェ種から造られるワインは殆ど辛口で、アルコールは強くないが、 果実香の密度が高い、桃、蜂蜜、アプリコットにたとえられる。若いうちに飲んでもよいが、数年立つと頂点に達する。
生産量は、上記のシャトー・グリエを含め、10,000ケース程度だから、品薄で割高。造り手を選ぶことが肝心。
- 栽培地
- 90ha
- 主品種
- <白>ヴィオニェ(主力的に栽培しているのは仏ではここだけ)
- Key Vintages
- 2003,2002,1999,1997,1996,1995.
St-Joseph
(サン・ジョゼフ)
北部ローヌでは、<クローズ・エルミタージュ>に次ぐ広さの生産地区なので、エルミタージュの一流品に近づくものもあるが、品質のバラつきが大きい。造り手を選ぶことが肝心。
ワインはすみれと野の桑の実のアロマがあり、甘草のタッチを持つ。
- 栽培地
- 700ha
- 主品種
- <赤>シラー
- Key Vintages
- 2003,2000,1999,
