フランスワイン事典
Rhone ローヌ
NorthernRhone 北部ローヌ SouthenRhone 南部ローヌ 品種 歴史
ローヌ地図

Côtes-Rôtie

コート・ローティ
コート・ロティ
アンピュイの町を中心にしたローヌ河沿いの右岸の急斜面がコート・ロティ。歴史は古くローマ時代に遡るが、フィロキセラ禍以降荒廃していた。 1950年以後修復が進み、ここ20年程の間に名声を取り戻した。

花崗岩系の土壌とドイツのモーゼルのような厳しい急斜面の地形が特徴で、機械化は出来ない。特に、コート・ブリュヌ(茶色の丘)とコート・ブロンド(金色の丘)は、 歴史的にも有名。

ギガル社の造るコート・ブロンドのLa Moulineとコート・ブリュヌのLa LandonneLa Turqueは、 ロバート・パーカーが絶賛した事から高値の付く特醸物である。
仕込みも伝統的で、除便はしないで、果皮侵漬も2~3週間かけ、1~数年間樽で寝かせている。ワインは深い色調の赤色で、強烈な香りが特徴。 アルコール、酸、タンニンのバランス良く、南生まれには少ない優雅さもあり、高品質を誇っている。

栽培地
200ha 
主品種
<赤>シラー、ヴィオニェ(10~15%混ぜる事も認められている)
Key Vintages
2003,2000,1999,1998,1997,1996,1995,1994,
1991,1990,1989,1988,

 

Chateau-Grillet 

(シャトー・グリエ
コンドリウの中の小さな一部分(Saint-Michel-sur-Rhone村の中)がこのシャトー・グリエで、ヴィオニェ種単独の辛口白ワインを産出する。
3haの極小の地区。(20年ほど前までは、仏で最小のAOCだった。現在の最小AOCは、ヴォーヌ・ロマネ村のラ・ロマネ=0.8ha)
名声はルイ13世の時代に博し、英国やロシアの宮廷で珍重されたと言う歴史を持ち、1820年から今日まで、Neyret-Gachet家が単独で所有。 顕著な果実香を持ち、繊細で傑出したワイン。長寿。

栽培地
3.5ha (12,000本)
主品種
<白>ヴィオニェ種
Key Vintages
 2003,2001,1999,1997,1996,1995,1994,

 

Condrieu

コンドリウ
このAOCは、コート・ロティの南に接するローヌ河右岸。花崗岩の斜面だけでなく平地部もあるが、5つの村に小さい畑が分散し、実際の耕作面積は小さい。
ここもフィロキセラ禍以降衰退し、1980年代に入って活性化した。ヴィオニェ種から造られるワインは殆ど辛口で、アルコールは強くないが、 果実香の密度が高い、桃、蜂蜜、アプリコットにたとえられる。若いうちに飲んでもよいが、数年立つと頂点に達する。
生産量は、上記のシャトー・グリエを含め、10,000ケース程度だから、品薄で割高。造り手を選ぶことが肝心。

栽培地
90ha
主品種
<白>ヴィオニェ(主力的に栽培しているのは仏ではここだけ)
Key Vintages
 2003,2002,1999,1997,1996,1995.

 

St-Joseph

サン・ジョゼフ
このAOCは、ローヌ河右岸南北50kmに広がる23ケ村。赤が主体(白は10%-マルサンヌ種)。対岸の<クローズ・エルミタージュ>と品種もAOC規制もほぼ同じ。 従ってワインも同じタイプ。
北部ローヌでは、<クローズ・エルミタージュ>に次ぐ広さの生産地区なので、エルミタージュの一流品に近づくものもあるが、品質のバラつきが大きい。造り手を選ぶことが肝心。
ワインはすみれと野の桑の実のアロマがあり、甘草のタッチを持つ。

栽培地
700ha
主品種
<赤>シラー
Key Vintages
 2003,2000,1999,

 

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