フランスワイン事典
Provence・Corse プロヴァンス・コルシカ
Corse コルシカ島 Bellet・Pallet・Cassis・Bandol 広域地区AC 品種 歴史
プロヴァンス地図
AOC・ベレット、バンドール、カシス、パレット

Bellet

ベレット
畑は、ニースの裏手の高台にあって、オリーブや果樹の畑に囲まれている。ケイ素と石灰質の土壌が混ざった礫岩地帯。
アルプスと地中海の気流の交差、優れた陽光、段丘栽培、これらがこのAOCの特徴。白にユニークなものがある。観光地にあるからか、ワインは相対的に割高。

<白>は、フレッシュで、アーモンドの香り、繊細。
<ロゼ>は、エニシダと蜂蜜の香り。
<赤>は華やかで、サクランボの香りを持つ。熟成タイプ。

栽培地
50ha 
主品種
<白>ロール、シャルドネ
<赤・ロゼ>フォル・ノワール、ブラケ、サンソー、グルナッシュ、
マヨルカン
Key Vintages
 2001,2000,

 

Bandol

バンドール
バンドール
古代から有名だったこのワインは、18世紀、ここの小領主だったボワイエ・ド・フォレスタによって世界に知られる。
「B」と言う文字の記された樽を輸出し、ワイン交易によってバンドール港の基礎をも作った。

地中海を見下ろす丘陵(高い所は標高400m)の畑は、石灰質で小石の多い土壌。北風を遮る台地と3,000時間と言う日照量とによって、 力強い、がっしりしたワインを生み出す。収穫量を抑えているのは、フランスでも最低の部類に属す。18ヶ月の樽熟成によって凝縮させる。 ふくらみに欠けると言う人もいるが,アルコー度の高い,美しい色調のプロバンスを代表するワインである。

<赤>は数年の熟成が必要(生産の6割)。
<ロゼ>はフレッシュで、バランスがいい。5%程度だが<白>もある。

栽培地
600ha
主品種
<赤・ロゼ>ムールヴェルードル(最低50%)に、グルナッシュ、サンソーを混ぜる。
Key Vintages
 2003,2001,1998,1996.

 

Cassis

カシス
カシス
畑はカシスの小さい港に向き合う涸谷にあり、フランス一番の急崖<Cap Canaille>が見える。殆どが石灰岩系土壌の急斜面。

ワインは、フルーティーな<辛口白>。
ブイヤベースに合うワインとして有名。
プロヴァンスを代表する白ワインだが、生産者によるばらつきがある。 小量の<赤とロゼ>も産する、バンドールに似ているが、より柔らかい。

栽培地
200ha
主品種
<白>ユニ・ブラン、クレレット、パスカル・プラン、マルサンヌ、
Key Vintages
 2003,2002.

 

Palette 

パレット
サン・ヴィクトワール山
画家セザンヌが描いたサント・ヴィクトワール山の岩だらけの山頂を見上げるこのAOCは、 林に囲まれた極小の畑。
創設は500年前のカルメル会修道僧による。このACの生産者は長い歴史を持つ2軒


Ch.Simons

,

Ch.Cremade


でしかない。
ワインの熟成に大樽、小樽で、3~6年寝かせている。

<白>はスミレの香りを持つ長寿タイプ。
<ロゼ>は、しっかりした色で、非常にまろやか。白とロゼは比類なき品格を持ち、プロヴァンスを代表する。 移送に弱いから、プロバンスを旅した時に味わうべき逸品。
<赤>は、色調濃く、肉付きがいい。熟成タイプ。

セザンヌの絵

栽培地 : 20ha
主品種 : <白>ユニ・ブラン(80%)、クレレット、ミュスカ
<ロゼ・赤>グルナッシュ、ムールヴェードル、サンソー
Key Vintages : 2001,1998,1995.

 

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