Coteaux du Layon
(コ-ト・デュ・レイヨン)
この地区の甘口白ワイン造りの歴史は古く、
以下の格上の「ヴィラージュ-Villages」と
2つの独立した村名AOCがある。これはロワールの女王的存在。
- 栽培地
- 1,600ha
- 主品種
- <白>シュナン・ブラン
- Key Vintages
- 2003,2002,2001.1997,1995,1990,1989,1985,1976.
Coteaux du Layon Villages
(コ-ト・デュ・レイヨン・ヴィラージュ)
Quarts-de-Chaume
(村名AOC・カール・ド・ショーム) 45haBonnezeaux
(村名AOC・ボヌゾー) 95ha
貴腐葡萄から造られる甘口のこの「カール・ド・ショーム」と「ボヌゾー」の2つのAOCは、レイヨン渓谷の別格のAOC。酸味の最も強い品種と言われるシュナンの持ち味を、この地ならではのワインに仕上げている。
ソーテルヌの高級品と比べると、豊潤、濃厚さでは劣るが、優雅さと品格で優ると言われる。
長期熟成タイプ。
<Key Vintages>
Quarts-de-Chaume -- 2003,2001,1999,1997,1995,1990,1989,1976.
Bonnezeaux -- 2003,2002,1997,1995,1990,1989,1986,1985,1979.
Savennieres
(サヴェニエ-ル)
かっては貴腐葡萄からの甘口を作っていたが、現在は辛口が主流で、シュナンの単品種。
- 栽培地
- 115ha
- 主品種
- <白>シュナン・ブラン
- Key Vintages
- 2002,2001.2000,1997,1995,1990,1989,1985.
ここにも、ロワール河にほぼ垂直な南向きの斜面に、グラン・クリュ・クラスの二つの小さな畑がある。河に張り出した岩の多い突出部にあって、独自の村名AOCを名乗っている。
Savennieres Coulee-de-Serrant
(クレー・ド・セラン)5haSavennieres Roche-aux-Moines
(ロシュ・オー・モワンヌ)30ha
その評判のリード・オフ・マンは、何といっても、ニコラ・ジョリイだが、今やビオディナミ農法の教祖的存在として認めない人はいない。
ワインは、モンラッシェと優るとも劣らない味わいを持つ。 「クラッスメント誌」を始めとして、著名ワイン評論家が最高点を付けているし、その熱烈な愛好者が少なくないことがそれを裏付けている。
その類稀な豊かなブーケと複雑な風味を味わうためには、長時間のデキャンタと適温は、このワインを味わう必須う条件である。
- Key Vintages
- 2002,2001.2000,1997,1995,1990,1989,1985.
ビオディナミ(Biodynamie)
化学肥料、殺虫剤、除草剤などを全く使わない有機農法。草木に微生物が発生し、昆虫がその微生物を食べ、鳥などの動物が昆虫を食べ、動物の糞や死骸が土に栄養を与えて、草木が生長する・・・・と言う自然のサイクルにブドウ栽培を組み込むものであるが、ニコラ・ジョリイ等の実践者は過激派と言われ、天体の運行をブドウの生育と関係づけたり、月の満ち欠けにより堆肥や収穫時期を決めるなど、科学的にはまだ実証されない占星術的要素も含んでいる。ビオディナミ(有機農法)を謳うワインが少なくないが、その総てが、ニコラ・ジョリイの造るワインのように秀逸ではない。
