-Loire-
Coteaux du Loir (コート・デュ・ロワ‐ル)

広大な森林地帯であったから、畑は森に囲まれ、谷に隣接した丘陵の南向き斜面に多くの畑があって、北にありながら、穏やかな気候に恵まれている。
粘土の混ざった石灰岩土壌で育つ葡萄で、赤、ロゼ、白を造る。<白>は、霧を生む谷間の畑の貴腐葡萄から造る長寿の甘口<白>ワイン。
<赤・ロゼ>香り高く、フルーティーで軽やか、主品種のピノ・ドーニス種が明るいルビー色を呈し生き生きしている。共に若飲みタイプ。
- 生産量
- 3,366ha (81ha)
- 主品種
- <赤・ガメ>ピノー・ドニス、カベルネ・フラン、ガメ、コット
- <白>シュナン・ブラン、ピノ・ブラン
Coteaux du Vendomois (コトー・デュ・ヴァンドモア)
<コトー・デュ・ヴァンドモア>は、2001年VDOSからACに昇格した。地図上では、<コート・デュ・ロワ‐ル>の東のグレー表示のVDOSの地区。(AC名の文字表示はない) 支流のロワール川の両岸に畑は広がっている。産するワインは赤、白、ロゼ。<赤>はピノ・ドーニス主体(40%以上)、カヴェルネ・フラン、ピノ・ノワール、ガメの3品種を必ずを混ぜる。<ロゼ>はピノ・ドーニス主体。<白>はシュナン・ブラン、シャルドネ。ロゼは若飲みタイプ。赤・ロゼの飲み頃は3~10年。
生産量:7,5717hl (142ha)
生産量:7,5717hl (142ha)
Jasnieres (ジャスニエ-ル)

この地も森に囲まれた南向きの斜面に畑があって、多くのミクロクリマ(微気候)を持つ穏やかな気候を享受して、シュナン・ブラン単品種の貴腐ブドウから、甘口<白>を造っている。
ワインは、鮮やかな黄金色で、柑橘類の香りを持ち、酒肉がしかりしていながら柔らかで滑らかな口当たりを持つ。繊細で品格のあるユニークなワイン。10年以上の長期熟成タイプ。
- 生産量
- 2,888hl (65ha)
- 主品種
- <白>シュナン・ブラン100%
- Key Vintages
- 2002,2001,2000,1997,1996,1995,1994,1993,1990,1989,
Cheverny (シュヴェルニィ)

産地の中心のシュヴェルニー村には、美しい城館・シュヴェルニィ城がある。周囲の森は古くから有名な狩猟場で、馬でも有名である。
ロワール河の砂土と小石からなる古い台地にある畑から、赤・ロゼ・白を産す。
<赤・ロゼ>は、ガメイとピノ・ノワールを使う。色鮮やかなフルーティな軽快なワイン。ロゼは辛口。
<白>は、シュナン、シャルドネを使い、香り高いフレシュな辛口。
共に若飲みタイプ。
- 生産量
- 25,205hl (532ha)
- 主品種
- <赤>ガメイ、ピノ・ノワール
- <白>シュナン・ブラン、シャルドネ
Cour Cheverny (クール・シュヴェルニィ 60ha)
これは、ロモランタン(Romorantin)種という地元種を原料とする辛口<白>ワインだけのAC。ワインは若いうち溌剌としているが、熟成を経るとレモン、蜂蜜の香りが現れ、円やかな口当たりで酒質が上がる。飲み頃は5~6年。
生産量:2,377hl (48ha)
生産量:2,377hl (48ha)
