
この地方の中心都市ペルピニヤンは、バルセロナに次ぐカタロニア第2の都市で、独自の文化を持つ。
フランスというよりスペインという印象が強い。フレンチ・カタロニアのアイデンティティはこの地方の誇りで、赤と黄色のカタロニアの旗があちこちに掲げられ、村の広場では人々が厳かに民族舞踊サルターナを踊っている。
多くの人は今もカタロニア語を母国語として話している。
この地方は、地中海気候の影響を強く受けるピレネー山麓の葡萄栽培地と言う事ができるが、Banyuls(バニュールス)に代表される、この地方ならではのワインがあって、歴史ある伝統と共にユニークである。

Côtes du Roussillon (コトート・ヂュ・ルーション)

ルションの特産は、<天然甘口ワイン>だが、
伝統的な濃厚な<赤>がある。マセラシオン方式で造る若飲みタイプもある。
フレッシュな<ロゼ>、緑がかったフル・ボディーの<白>もある。
- 栽培地
- 4,800ha (ヴィラージュ:1,800ha)
- 主品種
- <赤>カリニャン、シラー、ムールベードル、
グルナッシュ、マカブー - Key Vintages
- 2003,2001,2000,1998.
Côtes du Roussillon Village (コトート・ド・ルーション・ヴィラージュ)
このAOCは、格上の<赤>のみに適応される。アグリー川に沿った25の村で造られる<赤>。アルコールドの高い、コクのある濃い赤色のワインで、ダンニンが多いから数年の熟成後、開花する。
Collioure (コリウール)

伝統的長期醸造の、色の濃い、力強いワイン。10年ほどの熟成可能。
アルコール度が高く、「頭がくらくらして口や喉が焼けつく」などと言う人もいる。
収穫量は少ない。
<ロゼ>は、爽やかで、香り高い。
- 栽培地
- 290ha
- 主品種
- <赤・ロゼ>グルナッシュ・ノワール、ムールベードル
- Key Vintages
- 2003,2002,2001.
