フランスワイン事典
Languedoc-Roussillon
North Languedoc 北ラングドック South Languedoc 南ラングドック Roussillon ルーション 天然甘口ワイン 品種 歴史
ラングドック・ルーション地図
北部ラングドックのAOC

Coteaux du Languedoc (コート・ド・ランクドック)

ナルボンヌ西南の海岸沿いの丘陵地 ラ・クラープ(La Ciape)から、モンペリエの北東ピク・サン・ルー(Pic-St-Loup)まで広大な葡萄畑が広がっており、様々な種類のヴァン・ドゥ・ペイが生産されているが、その中の信頼できる畑のより良質格上の<赤とロゼ>がこの最近出来たAOC。

この地域のクレレット種から造られる辛口から半甘口の<白>には、下の別のACがある。

 Clairette du Languedoc  (クレレト・デュ・ラングドック)

栽培地
7,300ha 
主品種
<赤>カリニヤン、シンソー、シラー、グルナッシュ、
<白>クレレット
Key Vintages
 2004,2002,2001,1998,1997.

 

Faugères (フォージェール)

<サン・シニアン>の東北の少し離れた所にあるが、ここも石ころだらけの土地と乾燥の山岳地帯。
ラングドックの中では、最初に独自のACを獲得した。
<サン・シニアン>と同タイプのアルコール度の高い力強い赤ワインだが、滑らかでプラムっぽい風味を持ち、若飲みタイプの多いラングドックの赤ワインの中では、長寿。
達者な生産者が多いから、高品質で、価格も近隣のワインよりやや高額。

栽培地
1,700ha
主品種
カリニヤン、シンソー、グルナッシュ、ムールヴェードル、
シラー、
Key Vintages
 2003,2002,2001,1998.

 

St-Chinian (サン・シニアン)

サン・シニアン
セヴェンヌ山脈の麓のごつごつと岩だらけの土地の中に葡萄畑があり、松やエニシダの香りを持つ、力強い個性的な赤ワインを産出する。
特に、マセラシオン・カルボニックで造る時、たっぷり果実味と色素が抽出され、その個性を発揮する。長寿のものもある。

「ベルルー」ブランド名で組合で造る白ワインも良質で、このAOCを名乗る。

栽培地
2,700ha
主品種
<赤>カリニヤン、シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル、シンソー
Key Vintages
 2003,2001,1998.1995.

 

Minervois (ミネルヴォワ)

ナルボンヌの北で地中海に注ぐオード(Aude)川は、カルカソンヌを通って、トゥールズまで遡り、ガロンヌ川と結びボルトーにたどり着く。
古くローマ時代から、川と川を繋ぎ東西を行き来する主要街道であったこの街道沿いにあるこの地域のブドウ畑は、古い歴史を持つ。

1984年AOCに昇格した。ワインは荒さが無く、飲みいい若飲みタイプの赤ワイン。
近年、マセラシオン・カルボニックの開発と高級品種の導入(グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー)が盛んに行われてきた。
少量だが白とロゼも産する。

栽培地
4,500ha
主品種
<赤> カリニヤン、シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル
<白> グルナッシュ、ブールブーラン、マカブー
Key Vintages
 2002,1998,1996,1995,1994.

 

Cabardès (カバルデス)

カルカソンヌは、城壁に囲まれた中世の街が、ほぼそのままの形で残っている街である。
この街の北西の丘陵に、街を見下ろすような形で畑が広がっているこのACは、1999年に昇格した若いAC。 ラングドック地方の中では地中海から最も離れていて、気候的には、東の風にも、西の風にも影響を受けている。
メルロ種やカベルネ・ソーヴィニヨン種の大西洋のぶどう品種を40%使用して、それに、シラー種やグルナッシュ種等の地中海品種を加えて、バランスのいい複雑な味わいを持つワインを造っている。殆どが<赤>である。

栽培地
150ha
主品種
<赤>シラー、グルナシュ、シイソー、ガルベネ・ソーヴィニヨン&フラン、メルロ、マルベック
Key Vintages
 2003,2002,2001.

 

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