フランスワイン事典
Jura・Savoie ジュラ・サヴォワ
Jura ジュラ Savoie サヴォワ 特殊ワイン 品種 歴史
ブルゴーニュ地図
  

-Jura・Savoie-
サヴォワ ワイン地図

 

サヴォワ地方

は、雄大なアルプス、美しい森や湖と言った自然豊かな地方である。スイス、イタリアと国境を接し、ヨーロッパ最高峰のモンブラン(4,810m)を擁する、フレンチ・アルプスには、登山やスキーを楽しむ人々が世界中から訪れている。

葡萄畑は、スイス国境のレマン湖畔から、ローヌ河沿い、イーゼル河沿いに点在していて、アルプスに繋がる山岳地帯の中の標高200~500mのところにある。

土壌は石灰岩に泥灰土、それに氷河が運んだ沖積土が混ざる。大陸性の厳しい気候の影響を受けるが、湖や河川で和らげられ、夏と秋には好天に恵まれ、葡萄は良く実る。とはいえ総体的に厳しい気候なので、それに耐えうるこの地方特有の品種が選ばれている。
生産の7割は辛口の白ワイン。

 

 

Savoie

 

Crépys (クレピー)

このAOCは、フランスとスイスに跨る三日月型のレマン湖の南岸にあって、フランス領側にある3つの村で造られる白に認められている。

地元品種・シャスラ種単品、100%で造られ、微発泡性。フルーティーで、比較的酸味の効いた<辛口白>で、異色なニュアンスを持っている。一般的には、若飲みタイプだが、年によっては熟成の利くものも出来る。

生産量
1,544hl (40ha) 
主品種
<白> シャスラ種100%
Key Vintages
 2003,2002.

 

Seyssel (セイセル)

ジュネーヴの南、約40kmに位置するセイセル村を中心とするACで、葡萄畑はローヌ河に沿って広がっている。1942年ACに認定され、サヴォワでは最も古く、それを誇っている。
造られるワインは、<辛口白>で、フルーティーで、花のアロマを感じさせるフレッシュなワイン。主品種のアルテスの比率が高くなるほど、しっかりしたものになる。
サヴォアのワインの中では最も厚みがあり、数年の熟成が必要。

発泡性ワインも造っていて、下記のAOC表記。
Seyssel Mousseux (セイセル・ムスー)>
シャンパーニュと同じ「瓶内二次発酵方式」で、1年以上の熟成が必要。使用品種はモレット、シャスラ、アルテス。辛口と半甘口がある。

生産量
白:3,222hl (69ha)、泡:969hl (14ha)
主品種
<白>アルテス、シャスラ、モレット
Key Vintages
 2002,2001.

 

Vin de Savoie  (ヴァン・ド・サヴォワ)

savois
このAOCは、北はレマン湖から、南はグルノーブルの北の町サント・マリダロの周辺まで、約60程の村が含まれる。
アルプス山脈の一番手前の山岳地帯である。
白・ロゼ・赤に、発泡性の白&ロゼが造られる。

<白>は、軽やかでフレッシュな辛口で、微発泡のものもある。ジャケールやルーサンヌ主体のものはより果実香豊か。<ロゼ>は、淡い色合いが一般的だが、使用品種によって異なる。果実香り豊かな軽やかなワイン。
<赤>は、ガメ種主体のものは果実香豊かで飲みやすく軽やか。モンドューズ種主体のものは色調濃く、スパイシーで厚みを持ち骨太。

<発泡性ワイン>は、下記のAC表記。
Vie de Savoie Mousseux(ヴァン・ド・サヴォワ・ムース)
シャンパーニュと同じ「瓶内二次発酵方式」で造り、9ヶ月以上の熟成必要。一般的には白&ロゼの辛口だが、時にやや甘口のものもある。生産量:3,805hl (51ha)

 

なお、この同じ生産地区の中にあって、、ルーセット種(アルテス・ブラン)を100%使って造られる<辛口白>だけに認められているACが下記のもので、ワインは、蜂蜜、アンズなどの果実の香りが特徴。ミネラル感に、ふくらみのある白ワイン。

Roussete de Savoie (ルーセット・ド・サヴォワ)

 

生産量
122,059hl (1,755ha)
主品種
<白>アリゴテ、アステス、ジャケール、ルーサンヌ、シャルドネ
<赤・ロゼ>ガメ、モンドューズ、ルーサンヌ、シャスラ、ピノ・ノワール
Key Vintages
 1998,1997,1996.

 

 

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