
サヴォワ地方
の葡萄畑は、スイス国境のレマン湖畔から、ローヌ河沿い、イーゼル河沿いに点在していて、アルプスに繋がる山岳地帯の中の標高200~500mのところにある。

土壌は石灰岩に泥灰土、それに氷河が運んだ沖積土が混ざる。大陸性の厳しい気候の影響を受けるが、湖や河川で和らげられ、夏と秋には好天に恵まれ、葡萄は良く実る。とはいえ総体的に厳しい気候なので、それに耐えうるこの地方特有の品種が選ばれている。生産の7割は辛口の白ワイン。
Crépys
(クレピー)
シャスラ種の単品種で造られ、フルーティーで、比較的酸味の効いた<辛口白>で、異色なニュアンスを持っている。 若飲みタイプ。
- 栽培地
- 80ha
- 主品種
- <白> シャスラ
- Key Vintages
- 2003,2002.
Seyssel
(セイセル)
使用品種は、アルテス、シャスラ種。ワインはフルーティーで、爽やかなキレを持つ<辛口白>で、繊細でボディーも確りしている。サヴォアのワインの中では最も厚みがあり、数年の熟成が必要。
発泡性ワインも造っていて、下記のAOC表記。
<Seyssel Mousseux (セイセル・ムスー)>
- 栽培地
- 68ha
- 主品種
- <白>アルテス、シャスラ、モレット
- Key Vintages
- 2002,2001.
Vin de Savoie
(ヴァン・ド・サヴォワ)
アルプス山脈の一番手前の山岳地帯である。
ガメイ、モンドゥーズ、ピノ・ノワール種から、軽く繊細な<赤>を、アリゴテ、アステス、ジャケール、シャルドネ種から透明度のある<辛口白>を造る。
<ロゼ>も造っていて、爽やかな辛口。
発泡性ワインは、下記のAOC表記
<Vie de Savoie Mousseux(ヴァン・ド・サヴォワ・ムース)>
- 栽培地
- 1,600ha
- 主品種
- <赤>ガメ、モンドゥーズ、ピノ・ノワール
<白>アリゴテ、アステス、ジャケール、シャルドネ - Key Vintages
- 1998,1997,1996.
Roussette de Savoie
(ルーセット・デ・サヴォワ)
使用品種は、アルテス、シャルドネ(それぞれ最高50%まで)、モンドゥーズ・ブラン種。
ワインは爽やかな切れのある辛口。
- 栽培地
- 150ha
- 主品種
- <白>アルテス、シャルドネ、モンドゥーズ・ブラン
