Vin Jaunes
(ヴァン・ジョーヌ)
造り方は独特で、最低6年間、樽で熟成し、その間、普通行われる注ぎ足し(ヴィヤージュ)や澱引き(スティラージュ)を一切しない。そのため、空気に接するワインの表面に酸化による薄い白い皮膜が生じる。この皮膜は生きた酵母の層で、この酵母がゆっくりした時間の中で発達し、「黄色の味」と呼ばれる特殊な風味をかもし出す。
ワインは、見事な黄金色で、クルミに似た極めて特徴的な香りを発散し、50年以上もの保存がきく。
このワインはクラヴラン(Clavelin)と呼ばれる、620cc入りの小ぶりの壜で売られる。熟成の6年間に生じる蒸発によるワインの目減り分を考慮したものと言われている。
Vin du Paille
(ヴァン・バイユ)
収穫後の葡萄を、風通しのいい乾燥した室内の、藁を敷いた蚕棚のような棚で、2~3ヶ月間陰干しする。水分が蒸発し、干し葡萄状になった粒から果汁を搾り出す。糖度の高い果汁をゆっくり発酵させ、残糖の高いワインを造り出す。これを、樽で3~4年熟成させた後、出荷する。
ワインは、黄ワインと同様極めて長期の熟成に耐える。このワインは、通常フィエット(Fillette)と呼ばれるハーフ・ボトルの壜に入れて販売される。
Macvin de Jura
(マクヴァン・デュ・ジュラ)
未発酵の葡萄果汁にフランジュ・コンテ産のオー・ド・ヴィ・ド・マールを混ぜて熟成させる。
