-Bourgogne-
ブルゴーニュ
は、海から離れていて、歴史的にはパリよりもむしろ中央ヨーロッパや地中海地方との関係が深い。それは南北の通行が容易なソーヌ・ローヌ河が南に流れ下り地中海に通ずるからである。パリやボルドーに向かうには厳しい山を越えなければならない。東西の交易は困難が伴うから、近世まで東西の交易は発展しなかったと言える。中世フランス王家を凌ぐ強大なブルゴーニュ王国
が栄えたのもこの地の利があっての事でもある。ローヌ河を北上する葡萄栽培とキリスト教の足跡は、そのまま、葡萄栽培とキリスト教の発展の歴史にほかならない。
ガリアにおけるワイン交易とブドウ栽培地
ローマ・カトリック教会と西欧州の国家の特徴
教会・修道院のブドウ栽培とワインとの関わり
フランスに於ける修道院の誕生と特徴
巡礼路とワイン産地
ローマ教皇権力と王権
ブルゴーニュ王国の形成
フランス宮廷の特徴とその構成構造
ブルゴーニュ王国財務官ニコライ・ロランとオスピス・ド・ボーヌ
フランス革命が造ったブルゴーニュワインの性格
ポンパドール夫人と大貴族コンテ公
欧州全域を襲った害虫と葡萄栽培
葡萄栽培地に与えたフィロキセラと産業革命の影響
