CHAMPAGNE-栽培地
シャンパーニュのブドウ栽培地は、特徴である白亜質土壌の濃淡はあるものの、ほぼ同じ地理的条件を備えている。

大きく5つの区域に分けられるが、量的にも質的にも、マルヌ河の南北に拡がるシャンパーニュ北部の以下の3つの地域である。(地図参照)

 

 

1. Montagne de Reims(モンターニュ・ド・ランス)
2. Valée de la Marn(ヴァレ・ド・ラ・マルヌ)
3. Côte des Blancs(コート・デ・ブラン)

 

 

Montagne de Reims(モンターニュ・ド・ランス)

ランスとエペルネの間の高原状の丘陵の北側から馬蹄形に東から南に湾曲する斜面で、主としてピノ・ノワール種の黒葡萄栽培地。 北側の斜面は酸が強く、力強さには欠けるが洗練された繊細さを持つ。南の斜面は日照を充分捉えられるから、熟度が高くフルボディで、香り高くまろやかなワインを生む。

ここにある”アイ”は中世初期からの名醸地である。

Montagne de Reim

 

Valée de la Marnヴァレ・ド・ラ・マルヌ

エペルネの北側を東西に流れるマルヌ川に沿った渓谷のエルベネの下流域。ピノ・ムニエ種の栽培比率が高い。下流に下るにしたがって、ジャンパーニュの土壌の特徴である白亜質を含んだ石灰粘土質が希薄になるので、ブドウの品質がモンターニュ・ド・ランスに比べ落ちる。

Valée de la Marn

 

Côte des Blancs(コート・デ・ブラン)

エペルネ市から南へのびる丘陵の東及び南向きの斜面で、シャルドネ種の栽培が中心。ワインはフレッシュさを失わずゆっくりと熟成し、スケールが大きく、デリケートでエレガンスをそなえている。この地のシャルドネだけで造られるのが、「Blanc de Blancs(ブラン・ド・ブラン) 」である。

Côte des Blancs

南部の2つの栽培地

Côte de Sezanne

コート・ド・セザンヌは、ここもシャルドネ種が栽培の中心。地理的にはコート・デ・ブランの延長になる南の丘陵地帯だが、コート・デ・ブランのような特徴はない。

Côte des Bar

コート・デ・バールは,シャンパーニュ地方の南の飛び地のような栽培地、トロワ市の南東に位置するセーヌ河の上流域にある。シャンパンだけでなく非発泡酒の赤、白、ロゼを産す。

又この地区の最南端には、ピノ・ノワール100%のロゼがあり、独立のAOCを名乗る。
Rose des Riceys (ロゼ・デ・リセー)
である。

シャンパーニュのブドウ畑の格付け

シャンパーニュ葡萄畑の格付けMAP
シヤンバーニュ地方の全ブドウ栽培地は村単位で格付けされ分類されており、その格付けによってブドウの価格が決まる。

最上級の格付けは90~100%で、その品種の最高値の90~100%で販売できるという意味である。

90~99%の村は、「ブルミエ・クリュ」
100%の村は、「グラン・クリュ」

と呼ばれる。

しかし、これはあまり厳密な分類ではない。あくまでもある村全体の平均的格付けであって、特定の畑に対するものではない。

大手メゾンのシャンパンは、大部分が複数の村のブドウを混ぜて造られている。
一方、レコルタン・マニピエランは、自社畑のブドウだけでその特徴を活かしたシャンパンを造り、出生の村名を冠して販売している。

マルヌ河
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