フランスワイン事典
ブルゴーニュ
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ブルゴーニュ地図

Nuits-St-Georges

  (ニュイ・サン・ジョルジュ)
ニュイ・サン・ジョルジュ

ニュイの町は、ローマ時代の遺跡も残る古い町でもあるが、この地域で一番大きな町で、ワイン業者がひしめいている。
この町を貫いてMeuzin川が流れていて、コート・ド・ニュイを分断する形の谷を作っている。葡萄畑はこの谷によって、南の地区とヴォーヌ・ロマネ村に接する北の地区に分かれている。地形・地質が違うから異なったタイプのワインが生まれる。
北の畑は、ヴォーヌ・ロマネと地続きで、同じ丘の方位にあるから、ワインはヴォーヌ・ロマネによく似ている。南の畑は狭く斜面もきつい。肉厚で、タンニンが強く強固なワインで、ニュイ・サン・ジョルジュの個性を強くだす。造り手にもよるが、熟成を重ねると飲み手をうならすものを持っている。

特級畑は無いが、 1級に傑出したものがある。
南に接するプレモー(Premeaux)村のものもニュイ・サン・ジョルジュを名乗るが、 ここの1級にすばらしいものがあるが、知名度は低い。

<生産量>赤 12,800hl(3,231ha うちプルミエ・クリュ148ha)
<Key Vintages> 2003,2002,2001,1999,1998,1996,1995,1993,1990,1988,1985.

地図・ニュイ・サン・ジョルジュ

 

プルミエ・クリュ
  • Aux Champs Perdrix
  • En la Perriere Noblot
  • Les Damodes
  • Aux Boudots
  • Aux Cras
  • La Richemone
  • Aux Murgers
  • Aux Vignerondes
  • Aux Chaignots
  • Aux Thorey
  • Aux Argillas
  • Aux Bousselots
  • Les Perrieres
  • Les Hauts Pruliers
  • Chateau Gris
  • Les Crots
  • Rue de Chaux
  • Les Proces
  • Les Pruliers
  • Ronciere
  • Les Saint-Georges
  • Les Cilles
  • Les Porrets Saint-Georges
  • Clos des Porrets Saint-Georges
  • Les Vallerots
  • Les Poulettes
  • Les Chaboeufs
  • Les Vaucrains
  • Chaines Caneaux

    <Premeaux村>

  • Clos des Grandes Vignes
  • C1os de la Marechale
  • Clos Arlot
  • Les Terres Blanches
  • Les Didiers
  • Clos des Forets Saint-Georges
  • Aux Perdrix
  • Clos des Corvees
  • C1os des Corvees Pagets
  • Clos Saint-Marc
  • Les Argillieres
  • Clos des Argilleres

 

月面のサン・ジョルジュ

1971年7月25日、アポロ15号の乗務員は、正式に月面のクレーターに「サン・ジョルジュ」の名をつけ、その壮挙の記念とした。
これは、ジュール・ベルヌの「月世界旅行」の中で地球と月の結び付きを祝って、登場人物達に1本の「ニュイ・サン・ジョルジュ」のワインを飲ませていることにちなんだもの。
だから、「ニュイ」は月面と地球で知られる唯一のワインと言うことになる。

当然、アポロ15号の乗務員も宇宙に「ニュイ・サン・ジョルジュ」を1本持って行って、宇宙で祝杯を挙げたであろう。
これが、ワイン以外の酒だと非難されそうだが、ワインだと許されるだけで無く「様」になる。
ワインが他の酒に無いグローバルな歴史と文化を持っているからに違いない。

*ラベルは「オスピス・ド・ニュイ・サン・ジョルジュ」のもので、「オスピス・ド・ボーヌ」ほど有名ではないが、12haの1級格付けの自畑を持っていて、競売からの収益は慈善事業に当てられている。歴史は古く、1633年代官ギョーム・ラビエによって基礎が築かれた。

 

  

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