
ブルゴーニュの最北端に位置する葡萄畑畑は、約20Kmに及ぶスラン川の流域の小さな谷となだらかな丘陵にある。
北緯48度、樺太中央部の相当する位置にあるから、当然気候は寒い。日照が非常に重要だから、いいワインを生み出せる所は日照のいい斜面にある。
木の茂みに覆われていることの多いここの畑は、キメリジャン隆起と呼ばれる非常に珍しい瀝青質粘土地帯の上にあることが大きな特徴である。
他のブルゴーニューが良質白ワイン用に用いるシャルドネ種から、シャブリ独特のキレのある辛口に造り上げるのは、それを育てる特有のこの土壌と気象にある。
*シャブリは、1978年シャブリ特有の下記の4つの格付けがなされた。上から、
- Chablis Grands Crus(シャブリ・グラン・クリュ-特級-)・・・・・・・・・・・5.0%
- Chablis Premieres Crus (シャブリ・プルミエ・クリュ-1級-)・・・・・31.0%
- Chablis (シャブリ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59.5%
- Petit Chablis (プティ・シャブリ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4.5%
Chablis (シャブリ)

「牡蠣にシャブリ」と言われ、生き生きとした酸味の利いたワインは、辛口白の代名詞になっている。
「火打石」と呼ばれるその香りと風味は、そのシャープさからか、ミネラル風味等と、鉱物系の表現をされる。植物系の香りと風味を持つムルーソと同じ辛口でも対照的である。
プルミエ・クリュ(1級) は、いい造リ手のもは、カリフォルニアなど新世界のシャルドネとは、はっきりした違いがあり、「さすがブルゴーニュ、やっぱり風土と伝統!」と唸らせるものを持つ。
ブラン・クリュ(特級) は、シャブリの町の直ぐ近くの扇状地形の丘の傾斜地(標高200m以上)に畑があって、ワインは、品がよく、繊細且つ優美。「牡蠣はシャブリ」とよく言われるが、同じ牡蠣でも手を加えた料理でないと、このクラン・クリュのワインの秀逸さは殺されてしまう。
長寿で10年は保存できる。
<生産量>
220,170hl (3,993ha)・・・うち43,128hl (774ha)がプルミエ・クリュ。
<Key Vintages>
2003,2002,2000,1998,1997,1996,1995,1990.
Petit Chablis (プティ・シャブリ)
シャブリ・プルミエ・クリュ(1級)は、シャブリとその周辺の数ヶ村にあり、おおよそ40の畑があるが、下記はその代表的なもの。
- Mont de Milleu
- Montee de Tonnerre
- Fourchaume
- Vaillons
- Montmains
- Cote de Lechet
- Beauroy
- Vau Ligneau
- Vau de Vey
- Vaucoupin
- Vosgros
- Les Fourneaux
- Cote de Vaubarousse
- Berdiot
- Chaume de Taivat
- Cote de Jouan
- Les Beauregards
- Blanchot
- Bougros
- Les Clos
- Grenouilles
- Preuses
- Valmur
- Vaudesir
生産量: 720,000本 (97.8ha)

Irancy (イラシー)

ピノ・ノワール種の赤のみで、しっかりした色で香り豊か。堅実なボディーが特徴。若干(10%以内)、セザール種を混ぜることが出来るが、それが持続力を加えている。
<生産量>7,332hl (156ha)
