フランスワイン事典
Bordeaux ボルドー
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ボルドー地図

-Bordeaux-
サン・エステーフの格付けシャトー

 

格付け2級

 Ch. Cos-d'Estournel (コス・デストゥルネル)

ラフィットの北の小川を挟んで隣の丘にあるこの東洋風のシャトウは異彩を放っている。19世紀初頭、ここのオーナーはこの村の大地主エストゥルネル家。当主はアラブの馬の輸入もやっていた。東洋へここのワインを持ち込んでみたが、売り損ね持ち帰った。ところがこれが熟成して、恐ろしくうまく評判を呼び、高値で売れたと言うエピソードがある。
プラッツ家が所有していたが、Michel Reybierに今世紀に入って売却された。現在の高い声望は、ブルーノ・ブラッツとそれを継承した息子のジャン・ギョームに負っている。
1級と肩を並べる実力。ワインは見事なバランスを示し、素性の良さを過不足無く持っている。サン・エステーフを代表する、いやメドックを代表するワイン。

<品種>カルベネ・ソーヴィニヨン58%、メルロ38%、プティ・ヴェルト2%、フラン2%
<生産量>28,000ケース (64ha)
<セカンド・ラベル>Les Pagodes de Cos

 

Ch. Montrose (モンローズ)

モン・ローズ<薔薇色の丘>という名前は、19世紀始め、ヒースの花でピンク色に染まっていた丘を葡萄園に開墾したことによる。
開墾者もその後の所有者もワイン造りに熱心で、フィロキセラや2つの大戦を乗り越え今日もその名声を維持している。
ワインは、力強さを持ち濃厚だが、きびきびとしてすっきりしている。
2級の名を辱めない。サン・テステーフを代表する。10年以上の熟成を必要とする。

<品種>カルベネ・ソーヴィニヨン65%、メルロ25%、フラン10%
<生産量>37,000ケース (68ha)
<セカンド・ラベル> La Dame de Montrose

 

格付け3級

Ch. Calon-Segur (カロン・セギュール)

12世紀まで遡れる古い歴史を誇る。この名前は、ボルドーの議会議長セギュール公爵が所有していたことによる。この人は当時、ラフィット、ラトゥール、ムートンの所有者で、メドックのワインの王様と言われた人。現在は、フィリップ・ガスクトンの死後、マダム・ガスクトンが経営に当っている。1987年以降、近代設備に一新し、安定した品質のワインを送り出している。
ワインはしっかりした骨格をもち、熟成に伴いまろやかさや洗練さを身にそなえる。サン・テステフの一つの典型。

<品種>カルベネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ25%、フラン5%、プティ・ヴェルト5%、
<生産量>20,000ケース (58ha)
<セカンド・ラベル> Marquis de Segur

 

格付け4級

Ch. Lafon-Rochet (ラフォン・ロッシェ)

ラフィットと小川を挟んで隣り合わせの好位置にあるこの葡萄園は、一時期評判を落としていた。
しかし、ギー・テスロン(コニャックのネゴシアン)が1970年に買収してから、葡萄の植え替えを徹底的に行い、また、設備も一新し、改良に努めた結果、90年代に入り成果が上がり、評価が高まった。
近年、真直ぐで高貴、スパイシーな高レベルのワインを安定的に送り出していて、更なる飛躍をなしている。

<品種>カルベネ・ソーヴィニヨン55%、メルロ40%、フラン5%
<生産量>24,000ケース (40ha)
<セカンド・ラベル> Les Pelerins de Lafon-Rochet

 

格付け5級

Ch. Cos Labory (コス・ラボリ)

ボデストゥルネルの隣の小さな畑、地味で低く評価されてきたが、80年代後半から改善が認められている。
ワインは、メルロの比率高く、軽快でエレガント、熟成はどちらかと言うと早い。平均的サン・テステーフに比べると洗練されたワインには違いないが、格付けワインとしては個性と安定性に欠けると言われている。

<品種>カルベネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ30%、フラン15%、プティ・ヴェルト5%
<生産量>10,000ケース (18ha)

 

 

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