
Ch. d'Yquem
(ディケム・・・Sauternes)
丹精込めた栽培と摘果(常雇の摘み手が完熟して貴腐菌の付いた粒をのみ摘み取るため4から11回足を運ぶ)、伝統的酒造り、堂々たるセラーでの熟成、それらがボルドーが誇る貴腐ワインの最高傑作を生む。年代ものは神品と言われる。
第三代アメリカ大統領トーマス・ジェファーソンが買い漁ったと言われている。200年以上に渡ってサリュース家が管理所有。1997年法人化、現在ルイ・ビトン・グループが株を一部所有。
<品種>セミヨン80%、ソーヴィニヨン・フラン20%
<生産量>6,500ケース(106ha)
<セカンド・ラベル> "Y" (イグレックと発音、辛口)
Ch. la Tour Blanche
(ラ・トゥール・ブランシュ)
ワインは一時格付けにふさわしかさざるものだったが、改善されトップクラスに返咲いている。近年の豊作年のものは、その真価を発揮させるために、少し長く寝かせて置きたいワイン。
<品種>セミヨン77%、ソーヴィニヨン・フラン20%、ミュスカデル3%
<生産量>4,400ケース(35ha)
<セカンド・ラベル> Mademoiselle de St-Marc
Ch. Lafaurie-Peyraguey
(ラフォリィ・ペラゲ)
一時期、新方式による醸造で、品質を落としたが、伝統的方法に戻し、且つ厳しい選果によって、格付けにふさわしい、古典的ソーテルヌのワインを安定的に送り出していている。
<品種>セミヨン90%、ソーヴィニヨン・フラン5%、ミュスカデル5%
<生産量>6,000ケース(38.5ha)
Ch. Clos Haut-Peyraguey
(オー・ペラゲ)
1969年からジャック・ポルーが経営に当っている。ワインは濃厚さも気品も申し分なく、1級の名ををはずかしめない。このワインは瓶塾に時間を掛けないとその真価を発揮しない。
<品種>セミヨン83%、ソーヴィニヨン・フラン15%、ミュスカデル2%
<生産量>2,000ケース(15ha)
<セカンド・ラベル> Haut-Bommes
Ch. de Rayne Vigneau
(ド・レィヌ・ヴィニョー)
80年代半ばから、かなりの改善がなされてはいるが、畑の潜在能力を発揮する品質にはまだ及んでいない。
しかし、この周辺のワインは皆高額だから、このワインの価格は手ごろで、コスト・パフォーマンスはすこぶるいい。 現在メストレザ社はコルディエ社と合併している。
<品種>セミヨン83%、ソーヴィニヨン・フラン15%、ミュスカデル2%
<生産量>7,000ケース(78ha)
<セカンド・ラベル> Rayne Sec
Ch. Suduiraut
(スュデユイロー)
<品種>セミヨン80%、ソーヴィニヨン・フラン20%
<生産量>14,000ケース(86ha)
<セカンド・ラベル> Castelnau du Suduiraut
Coutet
(クーテ)
<品種>セミヨン75%、ソーヴィニヨン・フラン23%、ミュスカデル2%
<生産量>7,000ケース(38ha)
<セカンド・ラベル> Ch.Couted Cuvee Madame
Ch. Climens
(クリマン)
優美・洗練・長寿のワインは、イケムと肩を並べると言われている。
1971年からリュルトン家が経営に当っているが、1990年代から、リシュアン・リュルトンの2人の娘のベレニスの方が責任者になっているが、このチームの収穫したブドウの選別・調合は、まさに芸術的と言われ高く評価されている。 <品種>セミヨン100%
<生産量>6,600ケース(78ha)
<セカンド・ラベル> Cypres de Climens
Ch. Guiraud
(ギロー)
若いうちからロースト香の強い味わい深い贅沢なワインである。
辛口白も造っている。
<品種>セミヨン65%、ソーヴィニヨン・フラン35%
(辛口)ソーヴィニヨン・フラン100%
<生産量>8,500ケース(100ha)
<セカンド・ラベル> Le Dauphin de Ch. Guiraud
"G"Ch.Guiraud(ボルドー・セック)
Ch. Rieussec
(リューセック)
1971年アルベール・ヴュイリエがここを買い取り、伝統的な方法で優雅な古典的ワインを造っていたが、1984年ロートシルト家へ売却した。新オーナーは、ラフィットのシャルル・シュヴァリエを責任者に送りこみ、洗練した素性のいい秀逸なワイン造りを加速させている。
<品種>セミヨン89%、ソーヴィニヨン・フラン8%、ミュスカデル3%
<生産量>8,500ケース(78ha)
<セカンド・ラベル> Clos Labere Ch. Mayne des Carmes
"R"de Rieussec (辛口)
Ch. Rabaud-Promis
(ラボー・プロミス)
ワインは一時品質が落ちたが、80年代後半からかっての栄光を取り戻しつつあり、近年質のいいエレガントなワインが生まれている。
格付け2級の「Ch.Oeixotto」も現在はこのラボー・プロミスの吸収合併されている。
<品種>セミヨン80%、ソーヴィニヨン・フラン18%、ミュスカデル2%
<生産量>6,500ケース(33ha)
<セカンド・ラベル> Domaine de L'Estremade,Ch. Bequet
Ch. Sigalas Rabaud
(シガラ・ラボー)
極上品に仕上がることもあり、一部のワイン通の中にはソーテルヌの最高傑作に位置ずける人もいる。コスト・パフォーマンスの高いワインの一つ。1995年からコルディエ社が管理している。
<品種>セミヨン85%、ソーヴィニヨン・フラン15%
<生産量>2,500ケース(14ha)
