Ch. Latour
(ラトゥール)
ワインは、ポイヤックの典型、いやボルドーの赤の極上ものの典型。ラフィットが女性的だとすれば、ラトゥールはまさに男性的ワインと言われている。1993年大手流通業者フランソワ・ピノ氏の手に移る。管理者は現在フレデリック・アンジュレ。
<品種>ソーヴィニヨン75%、メルロ20%、フラン4%、プティ・ヴェルト1%
<生産量>36,700ケース
<セカンド・ラベル>Les Forts de Latour (10,000ケース)
Ch. Lafite-Rothschild
(ラフィット・ロートシルト)
<品種>ソーヴィニヨン70%、メルロ25%、フラン3%、プティ・ヴェルト2%
<生産量>55,000ケース
<セカンド・ラベル>Carruades de Lafite-Rothschild
Ch. Mouton-Rochschild
(ムートン・ロートシルト)
現在は娘のフィリピ-ヌが立派に引き継いでいる。ワインは、ポイヤックの真髄、カルベネの比率高く、濃厚にして豪華、「25年経たないとムートンではない」と醸造長に言わしめるほどの遅熟長命。
<品種>ソーヴィニヨン80%、メルロ8%、フラン10%、プティ・ヴェルト2%
<生産量>23,000ケース
<セカンド・ラベル> Le Petit Mouton
Ch. Pichon-Longueville-Baron
(ピション・ロングヴィル・バロン)
近年シャトーは荒廃し、ワインも落ち目だったが、1987年AXAが買収、昔の華麗さを取り戻した。J.M.カズが醸造所を新設、ポイヤックらしい男性的なワインが復活、評価は急上昇。
<品種>ソーヴィニヨン75%、メルロ25%
<生産量>20,000ケース
<セカンド・ラベル> Les Toureiles de Pichon
Ch. Pichon-Longueville Comtesse-de-Lalande

コンテスの畑は、バロンの西側に広がっている。1925年ボルドーの老舗の酒商ミアイユ家が購入。その娘のマダム・ド・ランクサンが1978年引継ぎ、総てを刷新。2級のトップに踊り出る。畑の一部がサン・ジュリアンに含まれている。メルロの比率の高いワインは、バロンとは対照的に華やかで女性的、優美で気品あふれるユニークな性格。第1級の次に受賞の多いワインを出す。
<品種>ソーヴィニヨン45%、メルロ35%、フラン12%、プティ・ヴェルト8%
<生産量>50,000ケース
<セカンド・ラベル> Reserve de la Comtesse
Ch. Duhart-Milon-Rothschild
(デュアール・ミロン・ロートシルト)
ロスチャイルド家は、その後、畑から醸造設備まで全面改修し、ラフィットと同じ管理下に置き、素晴らしいものに復活させた。1994年シャルル・シュヴァバンが管理担当になって更に磨きがかかった。
<品種>ソーヴィニヨン57%、メルロ21%、フラン20%、プティ・ヴェルト2%
<生産量>17,000ケース
<セカンド・ラベル> Moulin-Duhart
Ch. Pontet-Canet
(ポンテ・カネ)
1865年クリューズ家が買い取り、名声を馳せたが、1974年のワイン暴落時には評判は衰えてしまっていた。現在のオーナーはコニャックで有名なテスロン・ファミリー。近年、ミッシェル・ローランに手を借りて品質向上著しく、バランスのいい ポイヤックの名門として恥じないワインを出している。
畑はダルマイヤックを挟んでムートンの南に接していて、立派なシャトーには地下セラーがある。
<品種>ソーヴィニヨン62%、メルロ32%、フラン6%
<生産量>50,000ケース
<セカンド・ラベル>Les Hauts de Pontet
Ch. Batailley
(バタイエ)
現在はネゴシアン・ポリー・マヌー社が所有。ワインは5級を越える実力の安定した品質。密度の高いポイヤックの典型。
<品種>ソーヴィニヨン70%、メルロ25%、フラン5%
<生産量>33,000ケース
<セカンド・ラベル>Ch.Hant-Bages Monpelou (クリュ・ブルジョワ・シュペリュール)
Ch. Haut-Batailley
(オー・バタイエ)
ワインは、バタイエと違って、重厚さでこそ劣るが、柔らかく優美さで勝る。どちらかと言えばサン・ジュリアンタイプ。
<品種>ソーヴィニヨン65%、メルロ25%、フラン10%
<生産量>10,000ケース
<セカンド・ラベル>Ch.La Tour d'Aspic
Ch. Grand-Puy-Lacoste
(グラン・ピュイ・ラコス)
<品種>ソーヴィニヨン75%、メルロ25%
<生産量>16,700ケース
<セカンド・ラベル>Ch.Lacoste Borie.
Ch. Grand-Puy-Ducasse
(グラン・ピュイ・デュカス)
<品種>ソーヴィニヨン60%、メルロ40%
<生産量>11,000ケース
<セカンド・ラベル>Artigues Arnaud
Ch. Lynch-Bages
(ランシュ・バージュ)
<品種>ソーヴィニヨン75%、メルロ15%、フラン10%
<生産量>35,000ケース
<セカンド・ラベル>Ch.Haut-Bages-Averous
Ch. Lynch-Moussas
(ランシュ・ムサス)
<品種>ソーヴィニヨン75%、メルロ25%
<生産量>17,000ケース
Ch. d'Armailhavq
(ダルマイヤック)
ムートン・ロートシルトに吸収してもよかったのだが、ムートンの足を引っ張ることになるのを恐れて分離したままにした。名前も1975年Mouton-Baron-Philippeにした。男爵死後引き継いだ娘が1991年名前を元に戻した。
ワインは、ムートンと同じスタッフが造るが、メルロの比率か高く、軽やかで、熟成も速い女性的な性格。
<品種>ソーヴィニヨン50%、メルロ25%、フラン23%、プティ・ヴェルト8%
<生産量>17,000ケース
Ch. Haut-Bages-Liberal
(オー・バーシュ・リベラル)
<品種>ソーヴィニヨン80%、メルロ20%
<生産量>13,300ケース
Ch. Pedesclaux
(ペデスクロー)
<品種>ソーヴィニヨン50%、メルロ45%、フラン5%
<生産量>5,800ケース
Ch. Clerc-Milon
(クレール・ミロン)
<品種>ソーヴィニヨン70%、メルロ20%、フラン10%
<生産量>13,000ケース
Ch. Croizet-Bages
(クロワゼ・バージュ)
<品種>ソーヴィニヨン40%、メルロ45%、フラン15%
<生産量>15,500ケース
<セカンド・ラベル> Enclos de Moncabon
