Graves
(グラーブ)
このAOCは、ボルドーからランゴンに至る45Kmに渡るガロンヌ左岸一帯に認められた地区AOCで、地図上ではかなり広いが、実際には、森や荒涼地が入り組んでいて耕作畑の面積はそう広いものではない。かって、一時期、グラーブと言えば安いの辛口白ワインの代名詞になっていたが、70年代以降、ステンレス・タンクや低温醗酵法の導入を始めとする最新テクノロジーを駆使して品質向上に努めた結果、面目を一新した。
赤は、スミレやいぶされたような香りが特徴で、どちらかと言えば若飲みタイプが多い。辛口白は、きびきびした新鮮さにあふれた極辛口が多い。
- 栽培地
- 3,000ha (150,000ha)
- 主品種
- <赤>カベルネ・ソーヴィニオン、カベルネ・フラン、メルロ
<白>セミオン、ソーヴィニオン・ブラン、ミュスカデル - Key Vintages
- 2003,2002,2001,2000,1998,1996,1995.
<白> 2002,2001,2000.
Guraves Superieures
(グラーブ・スーペリウール)
この同一地域で、Superieures を付け加えたものは甘口白のACで、爽やかな味わいを持つ。
- 栽培地
- 368ha (16,00hl)
- 主品種
- セミオン、ソーヴィニオン・ブラン、ミュスカデル
Pessac-Leognan
(ペサック・レオニャン)
グラーブ北部のボルドーの街の南からペサックとレオニャンとその周辺の8つの村がこの村名AOC。
グラーブの格付けシャトーが殆どこの地区に集中していることから見ても、この地区が古くからのグラーブの名醸地であることがわかる。
土壌がガロンヌ川に近い一帯は大きな砂利で色も黄土色、その東側は小さな白い砂利。そのためワインも一様ではないが、強いて言えば、芳香が華やかで、多彩。ボディーもしなやか。
白は、同じ辛口でもブルゴーニュのあの酸味は持ち合わせていないが、ボディーのしっかりしたもので、特有の味わいを持つ優れた1つのタイプ。若いワインは、フルーテイーで、豊かな香りを持ち、バランスがよく、薄いレモン色、熟成すると豊かな黄金色に変わる。
近年品質向上著しい。
- 栽培地
- 1,005ha (158,000ha)
- 主品種
- <赤>カベルネ・ソーヴィニオン、カベルネ・フラン、メルロ
- Key Vintages
- 2003,2002,1998,1996,1995,1990,1988,1982,1970,1961.
<白>2002,2001,2000,1999,1996,1995.
