
アルザスの葡萄畑
は、ヴォージュ山脈とライン河の間の、南北約120Kmに渡る標高2~400mの丘陵地帯にあるが、幅は広い所でも3Kmを越えない。ヴォージュ山脈によって、大西洋からの湿った空気は遮られ、フランスでも最も少ない降雨量の地域。冬は積雪に見舞われるが、 夏はこの山脈が障壁を作り、輝く太陽と灼熱に覆われる。
ライン地溝帯に起因する土壌は、断層と侵食によって複雑だが、これに水はけの良い砂、砂利の堆積がある。 この気候・風土がアルザス独特の辛口白ワイン(総生産量の95%)を生み出している。生産の約4分の1が輸出されている。
アルザス・ワインの特色は、フリュートと呼ばれる細身の緑色瓶と共に、ラベルに大きく「葡萄品種」を表示する点にある。
ボルドーではシャトー、ブルゴーニュではクリマ(畑名)、シャンパーニュではブランドを抜きには語れないが、アルザスで重要なのは「葡萄品種」である。
<品種>参照。
アルザスのAOCは、その歴史的事情により、ブルゴーニュなどのように畑、村、地区と言った区分に細分化されていない。以下の3つである。
- Alsace (アルザス・・・78%)
- Alsace Grand Cru(アルザス・グラン・クリュ・・・4%)
- Cremannt d'Alsace(クレマン・ダルザス・・・18%)


